コンサルタント業務について

  
建築・設備のコンサルタントとは、管理組合(区分所有者)の代わりに、長期修繕計画、基本設計、実施設計、業者選定補助、工事監理を行う業務です。
見積金額は、全て人日作業により算出するものであり、どこまでやるかは、管理組合との協議により変わってきます。
見積金額は、管理組合から要求された業務を行う人件費(直接人件費)と技術料及び事務所経費と特別経費により算出します。
コンサルタント業務は管理組合との信頼関係により成り立つものであり、管理組合側から物事を考え、どのように設計し、どのように工事を行うか決定していくものであると考えます。
給水管の更新は設備の変換によってだいぶ変わってきていますが、なるべく今までと変わらない外観が望まれています。
そうなると、既存の配管調査期間を十分に取り、高い技術、経験を持った専門家が設計を行う必要があるといえます。
給水管更新工事において、仮設給水配管は重要なポイントでしょう。 既存給水配管の位置に新しい給水管を通すため、仮設給水配管を行い、既存配管を撤去し、新しい給水管の工事を行うことができます。
仮設給水配管に費用はかかりますが、職人さんには、余裕をもって良い仕事をしてもらいたいですね。
   

 業務の流れ

  
1. 漏水事故等の発生 ・事故、修繕履歴の把握
・劣化の進行と計画修繕時期の確認

2. 調査診断を実施 ・配管・設備の調査診断を実施
・修繕方法と概算費用の把握

3. 長計と現状の照合・確認 ・設備の長期修繕計画策定・見直し

4. 設備の改修基本設計・
  計画の検討
・工事内容・資金計画など設備の 改修基本計画設計の検討

5. 業者選定 ・業者への見積もり依頼・現場説明会、
 業者のヒアリング(面談)の実施
・工事内容と金額の最終チェック

6. 工事請負契約の締結 ・工事内容、業者選定、工期、工事金額の承認
・住民への工事説明会

7. 工事監理 ・工事の進捗状況の確認、現場代理人、
 工事監理者からの報告(定例会議)
・設計変更や別途発注のとりまとめ

8. 工事完了 ・竣工検査、清算
・アフターケアの確認

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